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スイスの鉄道(1) 電車
 なんつったって、スイスの電車っつったら、安全、正確、清潔と3拍子そろってることで、有名なわけだ。
 電車の種類も、日本みたく結構あって、IC(インターシティ)、IR(インターレギオナール)、RX(レギオナールエクスプレス)、SchnellZug(シュネルツーク)っていう速い奴や、ICE、EC、TGV、CISみたく、スイス以外の国でも走ってる列車もある。とにかく、こいつらは、駅という駅を飛ばして、主要な駅にしか止まらない。
 となると、日本でいうところの鈍行もやっぱあって、そいつをS-Bahnって言うんやな。こいつは、各駅に停車するわけで、単純に2倍以上の時間がかかる。ま、それはそれで趣ってのがあるわけだが。このS-Bahnは、どうやら、その走行区間によって、S1だとかS3みたいに、番号が振ってある。
 で、スイスで電車を使って観光すんなら、スイスパスってのがあって、そいつを利用するのがいい。ま、いろいろと種類があるわけで、ググれば調べれる。こいつは、とにもかくにも、ほっとんどの路線、ついでにバスも遊覧船も無料になるってすぐれもん。元なんかあっという間に取れちまうしね。
 ま、そりゃ、ユングフラウ鉄道みてぇに追加料金がいるとこもあるけど、そいつも割引になるから、一応、提示してみるのがいいかもな?
 大抵、スイスの乗りもんには、みんな1等、2等っていう風なランク付けがされてる、っつっても、別に2等がムチャクチャなわけでもなく、はっきり言って快適。IC ん中には2階建ての豪華な奴もあるが、2等の部屋みると、マジビビるよ。ちなみに、各列車の外に1とか2ってでっかく書いてあるし、案内板やアナウンス、それに、各列車の入り口に書いてあるのもあるし、ま、迷ったら、車掌さんに聞いてみりゃいい。
 ま、それと、計画を立てるなら、自分の宿泊してる場所からいろんな主要都市への特急の時間が書いてある時刻表のちっこい奴がある。こいつは駅で手に入る。ま、そいつを使うのがベストだが、それでなくたって、駅には黄色い時刻表もある。ま、まず、こいつを見慣れることだな。
 ついでに、車掌さんといえば、スイスは特にしょっちゅう回ってくることで有名や。当然、万が一、チケットを持ってないなんてことになると、ガクガクブルブルなことになるんで、気をつけて。だいたい、ドイ語で言ってくるが、やることってのは、
  1.チケットの提示(80%)
  2.行き先の申告(15%)
  3.身分証明(4%)
  4.悩む(1%)
 ってところだな。はっきり言って、この際、列車ん中に書いてある言語ならなんだって通じるし、とりあえずパニくらんことだ。
 ま、あと、IC とかなら、きっちり3ヶ国語くらいでアナウンスがあるんだが、そうでない場合、ドイ語でしか言ってくれん。とりあえず、スイスなら、「Naechst Halt なんたら(ネヘスト ハルツ・・・みたいな。ぶっちゃけネクストにも聞こえなくもない。) 」って感じのアナウンスがかかる。ま、この「なんたら」をとにもかくにも聞き取ることが重要だな。ま、聞き取れんかったとしても、止まった時に急いで外見りゃ、青い看板に駅名書いてあるし、あと、電車によっちゃ、路線図みてぇなのが、座席の横のテーブルに書いてあったりする。ま、しつこいが、パニくらんことだ。
 あとは、Umsteigen(乗り換え)、Abfahrt/ab(出発)、Ankunft/an(到着)位がわかりゃ、問題ない。この俺が言ってんだから、間違いない。
 なんか気付いたことあれば、また追加するが、ま、快適な列車の旅を!!



 '04/09/11 edited by yukki-ts
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